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各種加工ご案内

セリシン
繭(まゆ)から製糸された糸は生糸(きいと)と呼ばれ、固くてごわごわしています。精練といわれる工程を経ることによって、あの美しい、光沢のある絹糸となるのです。
その精練工程で取り除かれる物質が「セリシン」です。セリシンは、これまで廃水として流されてきましたが、最近の研究により、非常に人の体に良いことが解ってきました。
様々な効能
セリシンは、十数種の高純度のアミノ酸系タンパク質で構成され、保湿機能・抗酸化作用・紫外線吸収作用があります。それ以外にいろいろな作用があることも確認されています。
セリシンには、人の皮膚を構成している中でいちばん多い物質「セリン」が含まれています。すでに肌が過敏な人のためにセリシンを利用した化粧品、石鹸、シャンプー、繊維等が実用化されています。最近の報告では高血圧、高血糖の低下、育毛、歯周病等にも有効であると言われています。


保湿機能
セリシン内のアミノ酸が、水分を吸収して膨張し、熱水に解ける性質があります。つまり水に溶けやすいため、お肌への吸着性が良く、お肌に浸透して潤いを保つのです。セリシンは、コラーゲンより吸着性が高く、長時間にわたって保湿を維持します。使用感もセリシンの方がサラッとしています。
抗酸化作用
ガンの原因とされる活性酸素の働きを抑え、シミやシワなどの老化を防いだり、異物が触れた時に起きる皮膚の過敏な反応を防ぎます。
紫外線吸収作用
皮膚のメラニン色素をつくる酵素(チロシナーゼ)の活性化を抑えます。よって、シミになりにくいなどの美白効果が期待できます。